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東洋占星術
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日本では割と最近まで本格的な本がほとんど出ていなくて、インド占星術を習うにはインドまで行かなければなりませんでした。
今は本も増えてきたし、インドで習ってきた先生方が日本でも教えていらっしゃいます。
インド占星術は数千年前からある、世界最古の占星術です。
インドには占星術の学校があり、現代でも研究や検証が重ねられています。
ヴェーダに載っていることが基本ですが、時代や国に合わせてその解釈も変化するのは当然でしょう。
インド占星術は最も古く、そして最も新しい占星術と言えるのです。
西洋占星術との大きな違いは、西洋占星術が春分点を基点としたトロピカル星座を使うのに対しインド占星術は実測した星座の位置を使うサイデリアル星座を使うことでしょう。
昔はどちらも同じだったのですが、地球の歳差運動によって72年に1度の割でズレが出てきました。
現代では多くの人は、インド占星術で見ると西洋占星術よりひとつ前の星座になります。
実測した星座で見るので、過去や現在、未来がピタッと当たっていくのです。
ダシャーとはサンスクリット語で「段階」「境界」といった意味を表しています。インド占星術に特有のもので、生まれたときのホロスコープに表れているカ ルマが、いつ現象化するのか?というタイミ ングを見るものです。
最初のダシャーは、生まれたときに月がどのナクシャトラに在住しているかによって決まります。たとえば月のナクシャトラの支配星が木星なら、その人のダ シャーは木星期から始まります。
ダシャーには多くの種類がありますが、ここでは一番広く使われているヴィムショッタリ・ダシャーを使用しています。ケートゥ期、金星期、太陽期、月期、 火星期、ラーフ期、木星期、土星期、水 星期、で120年のサイクルになっていますが、各期の中でもまた何段階にも別れていて、短い期間を見ることができ ます。
惑星の性質によってダシャー期間の性質も変わってきます。ケートゥ期は内面に向かい、金星期は社交的になり、太陽期は自分を押し出し、月期は人にやさし くなり、火星期はパワフルで、ラーフ期は変 化を好み、木星期は拡大をして、土星期は基礎作りに励み、水星期は学習をするといった具合です。これに加えて 各惑星が何室の支配星かということや、惑星の強弱などにより、 複雑な人生を織りなしていくのです。
ナクシャトラとは、数千年前のヴェーダ時代からある世界最古の星座区分です。
27,あるいは28に分かれていて『ヴェーダの星読み』では27のナクシャトラを使っています。
28番目のアビジットは良い日時を選定するときの暦に使い、ホロスコープには使いません。
月は、毎日ナクシャトラをひとつずつ移動していくので、インド神話でナクシャトラは「月の嫁」と言われます。
ナクシャトラには多くの情報が詰め込まれていて、グナ、性別、体の部位、気質、五大元素といった分類に分けることができます。また支配星、シンボル、守護神、カーストなども決まっています。
太陽の位置で分かれている十二星座では物事の実態を見て、月の位置で分かれているナクシャトラではエネルギーの流れや、意識を読み解いていくのです。
出生図の第一室は本人を表していますが、そこに火の要素を持つナクシャトラの惑星が入ると気が短かったり、火を扱う仕事をしているといったこともあります。卜占のプラシュナでは、アセンダントのナクシャトラを見ると、そのときの相談者の心情や問題の本質を表しているといったこともよくあるのです。
「アシュヴィニー」
シンボル:馬の頭
守護神:アシュヴィンス
「バラニー」
シンボル:女性器
守護神:ヤマ
「クリッティカー」
シンボル:かみそり
守護神:アグニ
「ローヒニー」
シンボル:車
守護神:ブラフマー
「ムリガシラー」
シンボル:鹿の頭
守護神:チャンドラ(ソーマ)
「アールドラー」
シンボル:宝石
守護神:ルドラ
「プナルヴァスー」
シンボル:弓
守護神:アディティ
「プシャヤー」
シンボル:矢
守護神:ブリハスパティ
「アシュレーシャ」
シンボル:蛇
守護神:サルパ
「マガー」
シンボル:王の御輿
守護神:ピタラス
「プールヴァ・パールグニー」
シンボル:暖炉
守護神:バガ
「ウッタラ・パールグニー」
シンボル:子供用のベッド
守護神:アルヤマン
「ハスタ」
シンボル:掌
守護神:アディタヤ
「チトラー」
シンボル:真珠
守護神:トゥヴァシュタヴ
「スヴァーティー」
シンボル:珊瑚
守護神:ヴァーユ
「ヴィシャーカー」
シンボル:粘土の車輪
守護神:インドラーグニ
「アヌラーダー」
シンボル:蓮の花
守護神:ミトラ
「ジェーシュター」
シンボル:耳輪
守護神:インドラ
「ムーラ」
シンボル:獅子の尾
守護神:ニリッティ
「プールヴァ・アーシャーダー」
シンボル:象の牙
守護神:ジャル
「ウッタラ・アーシャーダー」
シンボル:寝台の板
守護神:ヴィシュヴァデーヴァ
「シュラヴァナ」
シンボル:耳
守護神:ロード・ヴィシュヌ
「ダニシュター」
シンボル:舞踏用太鼓
守護神:アシュタ・ヴァスヴァス
「シャタビシャー」
シンボル:百人の毒医
守護神:ヴァルナ
「プールヴァ・バードラパダー」
シンボル:1本の剣
守護神:アジャエーカパッタ
「ウッタラ・バードラパダー」
シンボル:二つの顔
守護神:アヒリ・ブッダーニャ
「レヴァティー」
シンボル:魚
守護神:プーシャン
インドでは物事を行うとき、日を選定することを大事にしています。これをムフルタと言い、物事を始めたときの惑星の配置が良ければ、順調に進んでいきます。ですから大きなところで言うと、国が独立するときのムフルタで、その国がどういう発展をしていくのか、といったことも読み取っていけるのです。
シュクラ・パクシャとクリシュナ・パクシャは、ムフルタの中のティティという要素に入っています。
月は夜空に新しく生まれると日ごとにその輝きを増し、やがて満月になり、また欠け始めて暗闇へと戻っていきます。太陽と月が最も近いとき、新月(アマヴァーシャの日)になり、180度離れているときに、満月(プールニマの日)になります。
新月から満月に向かう「明るい15日」をシュクラ・パクシャ。
満月から新月に向かう「暗い15日」をクリシュナ・パクシャと言います。
シュクラ・パクシャは慶事に適していて、クリシュナ・パクシャは瞑想などに適しています。
しかし満月が最もパワーが強いので、シュクラ・パクシャでもクリシュナ・パクシャでも、満月に近いときが良いとされています。
ヴェーダカードの原点は、紀元前3100年には成立していたヴェーダ文明の頃から使われている、世界最古の占星術のひとつ「インド占星術」にあり ます。インド占星術は数千時間をかけて口伝 で伝承されていましたが、紀元前1000年頃から文字に記されるようになりました。
インド占星術の祖であるパラシャラの息子ヴィヤーサは、「バガヴァッド・ギーター」や「ラーマーヤナ」と並ぶ古伝書「マハーバーラタ」の作者とされてい ます。
インド占星術には「プラシュナ」という卜占があります。これは占いたいと思った「その時」の惑星の配置を見て、過去や未来を占う占術です。なぜ「その 時」の惑星の配置に答があるのか不思議です が、実は「宇宙に答えが出たときに、人は占いたくなる」からです。
ヴェーダカードに配された惑星は「プラシュナ」で使用するのと同じ惑星なので、やはり未来を知りたいと思った「その時」に占います。
ヴェーダカードは9枚で、カードに対応する象意はインドの数秘術からとってあります。各数字に当てはめてある惑星は、インド占星術で使う9つの惑 星とピッタリ対応しています。数秘術だけで は 相手の気持ちなど、相談者の細かな疑問に答えにくい部分もありますが、カードにすることでインド占星術、数 秘術、エネルギーの3つを融合させています。
人間の体は小さな宇宙で、チャクラはエネルギースポットとして本当の宇宙ともつながっています。ですからチャクラは惑星のエネルギーとも強く共鳴して、ヴェーダカードを適切な場所に配置していくのです。
宇宙の惑星の位置を見て占う「プラシュナ」と人体という宇宙を見て占う「ヴェーダカード」は大きさは違えど、同じ宇宙と惑星に従って展開して、変幻自在の占いを可能にしているのです。
太陽のカード
月のカード
木星のカード
ラーフのカード
水星のカード
金星のカード
ケートゥのカード
土星のカード
火星のカード
チャクラとは、インドのサンスクリット語で「光の輪」「回転する渦」という意味を持つ言葉です。その起源は古代インドの心身修行法である『ヨーガ』の中にあり、およそ紀元前2500年頃から始まり、紀元4世紀頃に体系的にまとめ上げられたことが分かっています。その後、ヨーガとともに中国へ渡り内丹術となり、日本にも空海によってもたらされ、アジアの精神修行の中心的思想となってきました。そして19世紀に西欧に紹介され、今では世界中の精神世界で知られてるものとなりました。
このチャクラの実体は、人間の身体の中心に7つ存在している一種のエネルギースポットで、それぞれが違った働きを司っています。そして人間は常に、一番下のベース・チャクラから一番上のクラウン・チャクラに向かってエネルギーを流し、心身の様々な活動を行っているのです。
またチャクラとは人間の肉体とオーラ、魂などをつなぎ止めている場所でもあります。魂は身体の隅っこに隠れて存在するのではなく、人間の肉体よりも大きなものであり、肉体はそれとチャクラを通して交信しているのだと考えると分かりやすいでしょう。そのように常にエネルギーが動いているため、チャクラは渦巻き状になっている、ともいわれています。エネルギーの渦ですから、一人のチャクラから第三者のチャクラへと情報を送ることも可能であり、これが何となく相手の考えが分かるといった現象の本当の理由だとされています。
そのエネルギー交換の性質は古来より、ヨーガや瞑想、各種のヒーリングなどに用いられてきました。チャクラがよく開かれていれば、多くのエネルギーを取り入れることができて、心身を活性化させられます。チャクラが閉じている状態だと、エネルギーを取りこむことができず、悩みなどを抱えやすくなってしまうのです。
この占いでは多くの伝統体系を踏まえながら、良く開かれているチャクラを示す吉星のカード、閉じているチャクラを示す凶星のカードなどの状態からチャクラの働きを調べ、バランスを取っていきます。全て吉にすれば良いといった単純なことではなく、質問者の運勢全体を見ながらバランスを取る。それによって真に効果的な開運が可能になるのです。
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ベースチャクラ(第1チャクラ/位置:肛門と生殖器の間/意味:生命、本能、行動力)
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セイクラルチャクラ(第2チャクラ/位置:生殖器官の上/意味:感情、感受性、創造性)
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ソーラプレクサスチャクラ(第3チャクラ/位置:へそ、みぞおち/意味:知性、意志力、思考力)
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ハートチャクラ(第4チャクラ/位置:胸の中心/意味:愛、癒し、パートナーシップ)
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スロートチャクラ(第5チャクラ/位置:のど、首/意味:コミュニケーション、表現力)
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サードアイチャクラ(第6チャクラ/位置:眉間/意味:知性、直感力、第3の目とも言われる)
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クラウンチャクラ(第7チャクラ/位置:頭頂部/意味:霊的エネルギーの感受、予知)
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